Volleyについて
Volleyは簡単に素早くネットワーク処理を実装することができるHTTPライブラリです。次のような利点があります。
- ネットワークリクエストの自動スケジューリング
- 多重同時ネットワーク通信
- メモリを使用したリクエストのキャッシュ機能
- リクエストの優先順位をサポート
- キャンセルリクエストAPI
- ネットワークから非同期にデータのフェッチを必要とするUIに正確に行う
- デバッグ機能
[*1] Transmitting Network Data Using Volley: http://developer.android.com/training/volley/index.html
Volleyのセットアップ
VolleyライブラリはAOSPのframeworks/volleyに公開されています。現時点では、このリポジトリからソースをダウンロードして、Android Studioのワークスペースに組み込みます。
git submodule add https://android.googlesource.com/platform/frameworks/volley modules/volley
git submoduleコマンドにより、プロジェクトのサブモジュールとしてmodules/volleyに格納します。以後、volleyサブプロジェクトを更新する場合は次のコマンドを実行します。
git submodule update
setting.gradleにVolleyライブラリを追加
include ':app' +include ':modules:volley'
アプリケーションのbuild.gradleのdependeciesにVolleyライブラリを追加
dependencies { compile 'com.android.support:support-v4:19.1.0' androidTestCompile 'com.android.support:support-v4:19.1.0' androidTestCompile 'com.android.support:support-v4:19.1.0' + compile project(':modules:volley') }
上記の設定を終えたら、Sync Project with Gradle Filesを実行してビルドを行います。