2014年12月20日土曜日

Android StudioでVolleyを使用するための設定方法

Volleyについて

Volleyは簡単に素早くネットワーク処理を実装することができるHTTPライブラリです。次のような利点があります。

  • ネットワークリクエストの自動スケジューリング
  • 多重同時ネットワーク通信
  • メモリを使用したリクエストのキャッシュ機能
  • リクエストの優先順位をサポート
  • キャンセルリクエストAPI
  • ネットワークから非同期にデータのフェッチを必要とするUIに正確に行う
  • デバッグ機能

[*1] Transmitting Network Data Using Volley: http://developer.android.com/training/volley/index.html

Volleyのセットアップ

VolleyライブラリはAOSPのframeworks/volleyに公開されています。現時点では、このリポジトリからソースをダウンロードして、Android Studioのワークスペースに組み込みます。

git submodule add https://android.googlesource.com/platform/frameworks/volley modules/volley

git submoduleコマンドにより、プロジェクトのサブモジュールとしてmodules/volleyに格納します。以後、volleyサブプロジェクトを更新する場合は次のコマンドを実行します。

git submodule update

setting.gradleにVolleyライブラリを追加

 include ':app'
+include ':modules:volley'

アプリケーションのbuild.gradleのdependeciesにVolleyライブラリを追加

 dependencies {
     compile 'com.android.support:support-v4:19.1.0'
     androidTestCompile 'com.android.support:support-v4:19.1.0'
     androidTestCompile 'com.android.support:support-v4:19.1.0'
+    compile project(':modules:volley')
 }

上記の設定を終えたら、Sync Project with Gradle Filesを実行してビルドを行います。

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