2016年11月30日水曜日

はじめてのTensorFlow 「Variables: 生成、初期化、保存と復元」その1

原文:
Variables: Creation, Initialization, Saving, and Loading
https://www.tensorflow.org/versions/r0.12/how_tos/variables/index.html#variables-creation-initialization-saving-and-loading


Variables: 生成、初期化、保存と復元

モデルを列挙にする際、パラメータを保持、更新するためにVariables(以後、変数)を使います。Variablesは行列としてメモリ上に存在します。変数は明示的に初期化する必要があり、トレーニング中かつトレーニング後はディスク上に可能です。保存された値を後で復元して、モデルを実行または分析することができます。

このドキュメントでは、次のTensorFlowクラスを参照しています。 APIの完全な説明についてはリファレンスマニュアルのリンクをクリックしてください:
The tf.Variable class.
The tf.train.Saver class.


Creation

変数を生成する際、初期値としてTensrに値をVariable()コンストラクタに渡します。
TensorFlowは、定数やランダムな値から初期化するためによく使われるテンソルを生成するopsのコレクションを提供します。

これらすべての操作では、テンソルの形状を指定する必要があります。 その形状は自動的に変数の形になります。 変数は一般的に固定された形状を持ちますが、TensorFlowは変数を再構成する高度なメカニズムを提供します。

# Create two variables.
weights = tf.Variable(tf.random_normal([784, 200], stddev=0.35),
                      name="weights")
biases = tf.Variable(tf.zeros([200]), name="biases")

tf.Variable()をコールすると、グラフにopsが追加されます。
・保持:値を保持する
・初期化:変数を初期化する。実際にはtf.assignで操作する。
・初期値:biases変数のゼロ初期化など。この例ではグラフに追加もしている

tf.Variable()の値が返す値は、Pythonクラスtf.Variableのインスタンスです。



Device placement

変数は、生成するときに特定のデバイスに固定することができます。tf.deviceを使用します。

# Pin a variable to CPU.
with tf.device("/cpu:0"):
  v = tf.Variable(...)

# Pin a variable to GPU.
with tf.device("/gpu:0"):
  v = tf.Variable(...)

# Pin a variable to a particular parameter server task.
with tf.device("/job:ps/task:7"):
  v = tf.Variable(...)

変数をmutateする操作、v.assign()やtf.train.Optimizer内でパラメータを更新する操作は同じデバイス上で実行する必要があります。互換性のないデバイス配置指定は、これらの操作を生成するときに無視されます。

複製された設定で実行する場合、デバイス配置は特に重要です。
複製されたされたモデルのデバイス設定を簡素化できるデバイス機能の詳細は、tf.train.replica_device_setterを参照してください。

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